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このコーナーでは“土鍋牡蠣”の料理手法を考案した経緯や、その作り方などを私の経験に基づいて掲載しています。
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今から約25年程前になりますが「民宿にお客様がいっぱいおいで下さるように」と8名で伊勢神宮にお参りにいきました。 その時宿の夕食で伊勢特産の大蛤“はまぐり”や赤貝等の貝類の蒸し物をいただき、そのあまりのおいしさに驚きました。
帰宅してから「この若狭湾でとれるものでお客様に喜んでいただけるものはないか」と考えた結果、おもいついたのが牡蠣“かき”の酒蒸し(土鍋牡蠣)です。
当時、牡蠣は身を殻から取り出してからの調理で、これが結構手間のかかる作業でした。最大のポイントは“殻をつけたまま”酒蒸しを作るということにありました。
内外海“うちとみ”半島の仏谷は牡蠣の産地です。酒蒸しするのにはどこの家にでもある土鍋を使う事も話し合って決めました。
そこで牡蠣を土鍋にいれて酒蒸ししてお客様にお出しして、本当の牡蠣の味覚や風味を損わない火加減や蒸し時間等をいっしょに考えていただきました。これが大当たりして、津々浦々広まっていきました。 今では冬の味覚の一品として定着しています。お伊勢参りの有難さを感じました。
それでは村松流・土鍋牡蠣の作り方を紹介します。
| 用意するもの | | 殻付牡蠣:適量 酒:適宜 水:コップ1/3杯くらい
水炊き用土鍋(蒸し器でもよい) アルミホイル |
| 作り方 | 1. | 土鍋に水を入れます。 |
| 2. | 土鍋の中にアルミホイルを敷きます。 |
| 3. | 殻付牡蠣を立てるように並べます。 |
| 4. | 牡蠣に酒を振りかけ、蓋をして火にかけます。 |
| 5. | 沸騰して6〜7分でできあがりです。 |
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* 牡蠣からも多少水分がでますが、必ず水をいれてください。 じかに火が当たって土鍋が割れることがあります。
* あまり蒸し過ぎると牡蠣のエキスが外にでてしまいおいしくなくなります。 (牡蠣に限らず、ここが貝類の酒蒸しのポイントです。)
* お好みによりレモン、ポン酢をかけてもよいですが、そのまま召し上がっていただく方が牡蠣本来の味覚と風味が味わえて美味です。
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